top of page
国道115号 腰巡トンネル工事
復興支援道路 相馬福島道路
こしめぐり
県立自然公園 霊山
トンネルの中から掘る先の山の状態を調査することを、前方探査といいます。
当現場では、「DRISS(ドリス)」と「TSP(ティーエスピー)」という2種類の前方探査を実施しています。
前方探査
概要図
ドリルジャンボ
<DRISS>
トンネル現場で用いられてきた「探りノミ」をシステム化したものです。
油圧ドリルの削孔の際に記録された削孔速度、フィード圧、回転圧、打撃圧といったデータから掘削エネルギーを計算により求め、その値から切羽前方の地山性状を予測します。
測定画面
測定結果(グラフ化されます。)
データ集録装置
削孔状況
探査イメージ(地層科学研究所HPより引用)
<TSP>
発破などの震源から発生した地震波が、断層や地層境界などに当たって反射してきた反射波を受振・記録して、位置を求めます。
「反射法地震探査技術」といいます。
トンネルの横に発破孔を削孔し、少量の火薬を詰めて発破します。その発破による地震波を記録して前方を予測します。
データ集録装置
計測状況
横穴削孔状況
測定結果
地震波の速度や山の硬さがグラフ化され、地質境界などの位置がプロットされます。
bottom of page